2021年8月12日木曜日

BMW F750GSのACC電源

(注)以下の文は私の妄想が入っており、何ら保証するものではありません。うまくいかなくても、CAN-Busに怒られても自己責任でお願いします。

F750にスマホホルダーを付けて、ナビとして使おうと思ったのだけど、標準でついてる電源ソケットにUSBソケットを付けて、これからケーブルで繋ぐと雨の日に水が入っていろいろまずい。Qiで充電するホルダーも売ってはいるのだけど、こちらは電源をどこからか引いてくる必要がある。そこで問題になるのがBMW Motorrad(だけでもないけど)の電源管理であるCAN-Bus。下手に電源を引くと漏電と診断されてしまう。バッ直だとキー連動できないし、キー連動できる社外品はお高い。そこで、日本向けのF750に社外品として搭載されているETCがどのように付いているのか調べて参考にしようかと思って配線を調べてみたら、謎のソケットから分岐されていることが分かった。このソケットはなんだろうと思って調べていたら、そもそもこれがキー連動のACC電源らしい。そういえばETCにはキーと連動する配線はなかった。F750にはシート下(ETCが分岐)の他にフロントカウル右下側にソケットがあった。左側にも別のソケットがあったけど、こちらはライト追加用だろうか?

ソケットは、はまっているだけなので引っ張れば外れる。結構硬いので少しずつ指先で引っ張ると良いと思う。

ダミーソケットも外す。これはベース側にロックがあるので、押しながら外すこと。

このソケットに合ったプラグを購入する必要がある。BMWの純正パーツでもあるみたいだけど、色が白なので、eBayで黒いやつをフランスから購入。
これはデイジーチェーンでさらに増設可能なタイプだけど、よく考えたらこれ以上増設する予定はないので増設部分は不要だった。これをスマホホルダーの電源部に接続。極性を間違えないように注意!

先ほど工作したソケットと本体側のプラグを接続し、ソケット部分を本体のレール部分に嵌めれば終了。余ったプラグはダミーソケットにはめてタイラップで車体に固定しておいた。スマホをホルダーにセットして、メインキーオンで充電が始まるのを確認すれば終了。現在のところバイクから特に文句も言われていないので、この方法で大丈夫なのではないかと思うが、この回路がCAN-Bus上でどのようになっているのかは未確認なので、やる時は自己責任で。

MTBでブルベ(400km)

 AJ神奈川のパーマネントブルベには400kmコースが設定されている。何故か出発が興津だったりするけど。400kmになると夜間走行もそれなりに長くなるし、徹夜で走るのは眠くなったりして危険度が高いので躊躇していたのだけど、これを走ればコンプできるので走ってみたい。それに、300kmを走った後に数時間仮眠を取れるなら300+100でそれほど無理じゃないかもしれない。ということでまずは仮眠できる場所を探してみた。値段的にそこそこで24時間対応なのは韮崎のルートインコートだけど、3時間くらいの仮眠で6000円というのはちょっと高い。諏訪の快活クラブは安いけど、260kmくらいなのでもう少し走りたい感じもする。しばらく悩んだ末に、快活クラブの個室を予約して準備完了。

出走当日は4時起きして出走場所まで自転車を輸送。チェックしておいたファミマ奥の駐車場に車を止めて準備する。休日は1日700円。前払い式だけど、券売機のタッチパネルの調子が悪いので支払いに苦労した。予定通り6時出走。もう一人出走者がいたけど、ファミマに入っていったのでお先に出発する。あっちはロードバイクなので、そのうち抜かされるだろう。

始めのうちは富士川の左岸を遡る。日陰なので涼しい。斜度はほとんど無いのでグロス20km/hは難しくなさそうだ。登りらしい登りは県境で出て来るけど、ここもそれほど長くない。
身延の辺りで国道52号に合流すると、山影から外れて暑くなってきた。55-56km地点に7-11があることを確認していたので、休憩しつつハイドレーションにドリンクと氷を補充。1.5Lが既に無くなりそうだったので、50kmごとに補給を入れることにする。
この辺から微妙に追い風になったので走るのが楽になった。PC1の7-11には10時過ぎに到着。グロス20kmは確保できているようだ。休憩しているサイクリストは格好からしてブルべに出ているように見えたが、暑さにやられたのか大変そうだった。ハイドレーションだとガブガブ飲めるからボトルよりは楽かもなあ。
富士見峠は麓からだと50kmくらいずっと登りということになるのだろうけど、斜度は1%程度なので25km/hならキープできる。最後の登りは5%くらいで、最大でも10%を超えない感じなので、それほどきつくない。暑いのを除けば。PC2の諏訪湖のファミマには13:30に到着。ペースはやや落ちたけど、グロス20km/hはまだ維持できてる。
今日は暑いので、昼飯は冷やしうどん。ファミマに入っていく車の人たちだが、エンジンを止めると車内が熱くなるので、エンジンをかけたまま駐車するので駐車場がめちゃ暑い!のんびり休むわけにもいかないので食べ終わったらすぐ走行再開。
塩尻峠はそれほどきつい斜度ではないし、こちらからは距離も短いのでのんびり上ってもそれほど時間はかからない。反対側の下りは斜度が緩いわりに8kmと長いので、MTBだと下りでも漕がないとスピードが落ちてくるのがうざい。
カーブでいきなりカラカラと音がして何か転がっていったので、自転車を止めて確認してみたら、数回しか使っていないOMNI3がバラバラになっていたorz
どうも振動でマウントから外れたらしい。外れるという情報はあったものの、こんなに簡単に外れるとは、、、、予備のテールライトをヘルメットに付けていたので、ライトを付けなおして再スタート。
サラダ街道に入ると、風が安定しなくなってきた。時折強い向かい風になるので走りにくい。しかもマイナールートかと思いきや、意外に市街地も通るので信号待ちも多い。
コンビニも多いので、穂高駅に行く前にドリンクを補充。PC3穂高駅には15:55着。ここまでグロスで大体20km/hなので、後は流しても帰れそう。
と思っていた時もありました。

穂高駅から松本方面に向かい、松本城近くをかすめながら「アルプス展望しののめみち」に向かうと、松本に入った時点で信号峠。渋滞もしてるので全然進めない。まあ、休日の午後の市街地はこんなものかもしれないけど、このルートは頂けない。これでは「ツーリング」ではなく「近所で買い物」になってしまう。
結局、市街地を抜けるのに1時間かかってしまった。これまでのペース計算は何だったのだろう。松本を見下ろす高台を走るのはそれなりに爽快ではあったけど。
塩尻峠の中腹に合流し、8kmの登りを戻る。ここでPC1で休憩していた人とすれ違った。3-3.5時間差というところだろうか?徐々に日が傾いてきて涼しくなってきたが、この調子なら諏訪までライトは必要なさそうだ。

諏訪のPC4には19時到着。グロス20km/hとすると30分ほど遅れている。少し走って快活クラブで夕食&仮眠。シャワーも浴びられるのですっきりできる。個室は完全防音で体を伸ばして眠れるほど広いし、明かりも消せるので良く休めた。

23時に起床して、23:30に出発。15km/h計算で30分ほど遅れているけど、パーマネントだと足切りもないし、この先は下り基調なので多分大丈夫だろう。休憩をたっぷりとれたので、富士見峠をサクサクと登って長いダウンヒルに入る。1%程度なので漕がないと進まないけど、30km/hで巡行するのも難しくないと思う(暗くてメーターが見えないんで)。

白州の7-11でドリンクと補給食を補充して走行再開。涼しいし下り基調なので心拍数は120bpmを越えない。いくらでも走れそうだ。ここからPC5までは休憩なし。

PC5の7-11には2:30に到着。店長ワンオペ。大変だなあ。
ここからしばらくは、行きとは違うルート。といっても分岐は少ないので迷うことはないと思う。

身延を過ぎたあたりで明るくなってきた。車も少ないので走りやすい。

県境の短い峠を越えると静岡県。といっても富士宮市だけど。

5時40分頃に由比に到着。日が登って暑くなってきた。ゴールには5:55に到着。駐車場代は1日分で済んだ。自転車を車に積んでいたら昨日スタートで会った人とCP1で会った人がゴールしてきた。すれ違ったときに3時間は差があったので、俺が寝ていた間走り続けていたってことかあ。それは真似できないなあ。
これにてパーマネントブルベは終了。ひとりで走るのはペース管理がしやすいけど、ひたすら暇なのはちょっと辛いかも。





2021年8月9日月曜日

MTBでブルベ(300kmー2)

 パーマネント鎌倉を完走したので次は伊豆。獲得標高が3500mを超えるし、峠も3つ超えるなかなかハードなコースだ。MTBは上りが重いので特にシンドイ。

前回よりも時間がかかりそうなので、本日は5:00スタート。天気も良いのでグロスで20km/hは難しくなさそうだ。CP1 網代の7-11には8:20に到着。ドリンクだけ補給して先に向かう。途中でウルトラ生ジュースをドーピングして、CP2の河津の7-11には11時に到着。

ここからは峠なので、今までの貯金を食い潰す。まずは天城峠。
ループ橋を通過し、
延々と登って新天城トンネル。既に帰りたくなってきた。

天城峠を越えたら、左折して西伊豆スカイラインに向かう。麓のコンビニで冷凍みかんを買って食べながら登ったのではじめのうちは涼しかったが、売店も自販機も皆無なのでドリンクの補給ができなかった。注意しよう。

戸田峠には14:50到着。戸田峠にも自販機はないので諦めて下山して麓でドリンクを買おう。

PC4のローソンは16:20到着。下りかと思っていたけど登り返しもあって意外に時間がかかった。ここからは熱海に向けて最後の峠を登る。

熱海には18時ごろ到着。暗くなる前に小田原まで行きたかったので特に休まず走行。根府川駅までの上りがなくて良かった。小田原に着いたらちょうど日が暮れたので、小田原タンメンを食べてから大船駅を目指す。ゴールは10時ちょうど。前回から+1時間が上りの分かな。








MTBでブルベ(300km-1)

 200kmのパーマネントブルベを走ったら、普通に行けそうだったので300kmのブルベに挑戦することにした。AJ神奈川のパーマネントブルベには、鎌倉と伊豆の2つの300kmコースがあるが、獲得標高の低い鎌倉から挑戦することにした。

300kmを1日で走ったことはないので、まずはタイヤを交換。SchwalbeのG1 Speedにしてオンロードの抵抗を下げることに。

ちなみに、リムに装着するのはめちゃくちゃ大変だった。硬すぎだけど、走行中に外れることはなさそう。

当日の天気予報は曇りのち晴れ。家からスタート地点の鎌倉駅までは10km自走なので、往復入れると320km走ることになる。出た時は曇りだったけど、鎌倉駅付近で雨になる。おまけに強い南風が吹いてきて帰りたくなるが、今更DNSも嫌なのでこのあと晴れるという予報を信じて6:00スタート。

走行開始からしばらくは向かい風+雨の中を走る。メーター読みで16km/h。遅い、、

藤沢あたりで防風林の陰に入るとやっと20km/h以上で巡航できるようになったが、伊豆に入るとずっと南風に苦しむことになった。雨は止んだけど、いつ降り出してもおかしくない感じだ。

11時過ぎに熱川に到着。せっかくなので気になっていた「一心」さんによって金目鯛茶漬けをいただく。

脂の乗った金目鯛だけど、お茶漬けになることで適度に油が落ちて美味しい。しかしのんびりし過ぎて出発が12時半になってしまった。休みすぎだ。

走行再開後まもなく稲取を見下ろすポイントに到着。伊豆でもお気に入りポイントなので1枚写真を撮る。ここまではまあ良かった。


河津を過ぎたあたりで天気がいよいよ怪しくなってくる。下田あたりになると結構降ってきたので、ジャケットを着て淡々と走る。風はやや追い風になってきたので走ること自体は楽だけど、固形物が喉を通らなくなってきたので補給はゲルが主体になってきた。

CP4の東地久保には17時半に到着。特に何がある場所でもないのですぐに出発。熱海で日没。ライトを点灯して根府川に向かう。新しく買ったライトは非常に明るい!しかし充電インジケーターが結構な勢いで減っていく。しょうがないのでエコモードで点灯。暗い、、、
根府川には19:45に到着。ドリンクだけ補給して再出発。ここまで来るといつも走ってるルートなので休まず走行。ライトが暗いので速度が出せなかったが、22時には鎌倉に戻ってこれた。次に伊豆を走るならライトを買い替えないとだめだなあ。






2021年5月27日木曜日

MTBでブルベ(まずは200km?)

 今年(2021)も王滝が開催されなさそうな感じなので、日々のトレーニングにも張り合いがない。何かロングライドで達成感がありそうなやつが無いかと探していたら、ブルベ にたどり着いた。黄色いビブを着て集団で走ってるやつだ。なんとなく「徹夜で走るヤバい奴ら」というイメージで敬遠していたのだが、調べてみたら200kmからあるらしい。週末はセンチュリーライドを基準に走っているので、200kmなら問題なく走れそうだ。しかもパーマネントコースならいつでも走れるらしいので、とりあえずAJ神奈川のパーマネント逗子に参加することにした。

パーマネントは出走時刻も選べるので、朝6時を指定。時速20kmで走れば夕方4時に到着できる、、、はずだ。休みを入れても暗くなる前には戻ってこれるだろう。

さて、次は装備か。携行品に関しては王滝装備(壊れても自分で直すこと前提のキットがバックパックに入ってる)をいつも持っているので、に反射ベストを付けるだけで済みそうだ。タイヤも王滝用の2.25インチで毎週160km以上走っているので、いけるんじゃないか?

というわけで、反射ベストだけ購入。前日にバイクを車に積んで、朝5時に家を出る。逗子まで15kmなので、5:30には到着するだろうと思っていたら、腰越で渋滞。朝5時なのに。こういう時は鎌高を経由して鎌高前に出るのがジモピーの定番なので、腰越で左折し裏道を行くと、なんと鎌高前はがらがら!右側を見たら、鎌倉高校前駅の向こうで車が突っ込んでいた。直線なのに不思議だ。

腰越で時間を取られたせいで、逗子の到着は5:45。車を駅近くの「フラットパーキング逗子海岸」に止めて準備する。このパーキングは24時間700円からととても良心的なのでお勧めだ。バイクを組み立てて、サイコンを取り付け、、、、サイコン忘れた!!

仕方がないのでとりあえず出走して途中で家に立ち寄ることにして、スタート地点に向かう。

レシートの時間は6時ちょうど。海沿いはそれほど風もなく、走りやすい。15kmほど走った時点で道をそれ、自宅に戻ってサイコンを回収。規定に沿ってコースを逸れた地点まで戻る。所要時間は30分程度なので、それほど問題ない、はずだ。

第1PCまではほぼ平坦。まあ、よく走る道ではあるのであまり新鮮な気持ちにはならないが、早川口を左折したのは初めてだったりする。PCのローソンには8:34に到着。天気が良いので気持ちよく走れているなあ。

第1PCからはいよいよ伊豆のアップダウンが始まる。といっても、「100m登って降りる」ようなのを繰り返すので、しんどい割に達成感はイマイチかも。

ブルベな人たちには有名な間瀬さんを通り過ぎると漁港に出たので、ここで一休み。


ドンキで投げ売りされてたスポーツようかんで補給して再出発。しかし、全然ようかんの味がしない謎なブツだ。

伊東を過ぎたところで県道に入り、川奈の坂を登り、林の中の細い道をしばらく走る。こんな道の割に車が多くて、警備員もいるのはなんでだろうと思ったら、ゴルフの大会だった。ゴルフってまだ競技人口多いんだろうか?

転回点のPC2には11:05頃到着。大体予想通りか。横のスーパーでサンドイッチを買って昼食にする。普段のブルベだと、遅くに到着した人は目ぼしいものを買えなかったり、レジ待ちするらしいので、パーマネントはこういう点では良いのかも。
11:30に再始動。逗子を目指す。往復ルートは面白みが少ないけど、この後どんな状態かわかるのは良いのかもしれない。
湯河原を過ぎて、真鶴前で高架をくぐる。これって、地元民の抜け道コースだ。最近は観光客も入ってくるのであまり空いてないと言ってたなあ。
緩い上りを延々と走り、下り坂に入るとまもなく根府川駅に到着。14:10。

地味なので通り過ぎるところだった。300kmとかだとここを通るのは暗くなってからになるので、マジに通り過ぎそうだ。ドリンクがなくなってきたので、ここで補給して再出発。眺めも良いし、トイレもあるので休憩場所には良さそうだ。
国道に戻ると、早川口のすぐそばだった。ここからはいつも走ってるルートなので気分が楽だ。途中のファミマで最後の補給をして、逗子まで淡々と走る。

逗子到着は16:38。10時間くらいで走れれば良いなあと思っていたけど、家に寄った時間を除けば大体予想通りに走れたと思う。体力の消費も大きくない(というか、そんな走り方をするイベントじゃないと思う)ので、次は300km、かなあ。