2019年6月30日日曜日

SDA王滝2019春のレポート

最後の登りで挫けた。
もう少し登りをなんとかしたいとこだなあ。

前日
前日のライダースミーティングで衝撃の事実を知ってしまう。
なんと!今年はパーティーがない!
まあ、正直つまみは一瞬で無くなるし、飲み物は発泡酒くらいしかないけど、それでも貴重なお酒だったのに、、、、
咄嗟にBucho Coffeeでご飯ものを確保!ふう、夕飯はこれでなんとかなったぜ。
ちなみに王滝食堂も3月末で閉店しているので、車中泊の人がご飯ものをゲットするのはこれから難しそうだ。Bucho Coffeeが次回からも来てくれるのを祈ろう。
ちなみにコースも変更になっていた。春のゴール地点に向かう林道が崩れたとのことで、第2cpから例年の42kmのコースで滝越に降りて、そこから秋の第3cpへ舗装路を登り、去年登った120kmのループのコースを逆走して降りるらしい。確かあの登りは結構キツかったよなあと思っていたら、やはり最後のダウンヒルは斜度がキツイので注意するようにとのこと。それなら去年と同じにここを登りにして、下りを9王と同じにすれば?と思ったのだけど、これが無理だった理由は次の日あっさりと解けた。そりゃねえ。

スタート>CP1
朝飯に食べたカップ焼きそばがもたれてる。なんかイマイチだ。
それでもスタート時間なのでゲートに向かう。今回は700人程度と参加者も少なめ。

いつも通り前から200番くらいでスタート。このあたりだと林道に入る橋の渋滞を回避できるし、速い人の邪魔にもならないのでストレスが少ない。


今年は先導車が橋の手前で一旦速度を落としたので、橋に殺到することもなくスムーズに抜けられた。先導車GJ!


ここからは1500m越えまで7kmの登り。路面はいい感じだけど、ところどころ崩落して穴が空いている。くぼみではなく、穴だ。擁壁の下まで抜けてる、、、ここに落ちたら大怪我必至だけど、登りなので問題はない。というか、ここが下りに使われなかった理由はこれかあ。
いつも通りに淡々と登る。長丁場なので心拍数を上げすぎないように、、、いや、あんまり上がらないなあ?何か漕ぎづらいような?
でも秋のCP3(今回は春でもCP3になるのだが)の交差点までは去年と同じ時間で通過出来た。調子はまあまあ、なのか?


2回目の登りに入ると、路面が荒れてくる。ぬかるんでいるし、落石も例年より多そうだ。
走りにくいなあと思っていたが、30km地点で去年より2分ほど遅れてる。ダメダメだあ。



いつもなら、車の轍の部分は石が少なくてやや走りやすいのだけど、今年は車もあまり通っていないのか、走りやすいルートが無い、、、しょうがないので、せめて真っ直ぐになるようにアプローチする。タイヤサイドをこすったらサイドカットしそうなのでゆっくりと。


CP1は去年より4分遅れの8:37。天気もイマイチでドリンクも消費していないので休まずにCP2へ向かうことにする。

CP1>CP2

CP1から少し登ると無限坂の下りになる。ここは一見路面が良いのだけど、ふかふかした緩い砂地で以外にグリップが悪い。俺的に転倒するのは大体ここなので、ゆっくりと降りる。まあ、今年は前日の雨のおかげで結構締まっていて走りやすかったけど、油断は禁物だ。


三浦ダムまで降りると5km程の(わずかな)平坦路になる。
乾いていれば30km/hrくらいで駆け抜けられるご機嫌なセクションだけど、今回は水溜りを避けながらで速度が上がらない。おまけにダムも渇水で水面がほとんど見えないし、見えても茶色なので残念!


ダム湖を越えるとCP2まで緩い登りが断続的に10km程続く。先行するパックに続いて登っていると、心拍数が140を割っている!よく考えてみれば、この坂は緩いのだった。もう少し回しても良いんじゃね?と思って150まで上げても特にきつくは無いのでそのまま回していたら、いつのまにかCP2に着いてた。


CP2の到着時間は10:45。前回と同じだ。ということはここで4分取り返したか。ドリンクはまだあるし、この先は下りなのでCP2もパス。


滝越までの林道はよく使われるとのことで締まっている。走りやすいけど振動が腰に来始めた。もう少し空気圧を下げた方が良かったか。


特に何事もなく滝越に到着。救急車が出るところだったけど、サイレンを鳴らしてないから単に撤収するところだったのかも。


CP3に到着。この先ノートラブルなら7時間切りは確実そうだ。ということで一休み。水を補給したら最後の登りだ。とりあえず3.5kmで350m、、、10%かよ!

CP3>ゴール

心が折れた! 心拍数も150まで上がらないし。あとで考えれば、この時もう少し頑張っても良かったんじゃ無いかと思う。体力が切れたわけじゃ無いんだよなあ。


行きとの分岐に到着。ここからは緩い登りだ。ということで現金にも元気が出てきた。さっきの急坂で抜かされた人を何人か抜き返す。うーん、気分の問題、なのか?


最後のピークに到着!ここからは下りだけど、オフィシャルからスピードに注意するように言われてるんだよなあ。


路面はよく締まっていてグリップも良いけど、轍以外の場所は砂利が浮いてるので踏み外すと転倒しそう。でも良い感じのコースで結構気分が乗ってくる。危険だなあ。


などという転倒フラグを回避してダウンヒル終了!あとはゴールまでほぼフラット。そういえば前ここでも転倒しかかった。調子に乗りやすい自分を反省しよう。


今回は特に何もなくゴール! 7時間を安定して切れるようになったので、秋は120kmに出てみようかなあ。無理かなあ。


王滝2017春のレポート

暑かった!
ゴール後髪がジャリジャリするので払ったら、塩だった、、、

去年の春に転倒して腰を打った拍子に何故か鎖骨を骨折してしまうとトホホな目に会ったので、今年のテーマは安全第一!
ということで、前日のファンライドにも参加して國井選手に安全なコーナリングについて聞いたところ、「コーナリング中はブレーキ厳禁、むしろ漕げ!」との事。ナルホド、バイクでもコーナリング中はアクセルオンの方が挙動が安定するもんなあ。と納得。しかし、「まあ、僕ら(トップクラスの選手)はブレーキは基本使いませんけどね」は真似できないのでパス!確かにファンライド中もブレーキを使わずすごい速さでコーナー曲がってました(汗)。

天気はいいけど暑い!明日も暑そうとのこと

結局30kmほど走ってファンライドは終了!色々教えていただいてとてもお得なイベントだった。次回も参加しようかなあ。

松原公園に帰って、明日のために再整備したりBucho Coffeeさんで夕ご飯食べたりしていたら、あっという間にミーティングの時間。ふむふむ、明日も暑いから給水に注意、CP1から2までは天然エイドは無しと。所々土が入っていて走りにくい、、去年もこれで転んだから注意しよう。
タバスコを入れすぎて別の食べ物になってしまった。辛い!

ミーティングが終わるとみんなあっという間に就寝モード。クマが出たとかでタープもテントも禁止だ。まあ、テントを張るならキャンプ場に行って欲しいところだ。一等地をタープで占拠しているのはあまり見栄えが良いもんじゃないし。
などと考えているうちにいつのまにか寝てた。

起床は朝三時。もそもそと起きて、自転車を点検する。エア圧は1.5。今日は暑くなるのと、高度が上がるのを考えて低めにしておくことにする。國井選手も走行している時にちょうど良い空気圧にすると良いと言ってたし。そうこうしていると、隣の人がそそくさと出かけて行く。おお、場所取りのための事前場所取りですな。ということで俺も出発。


この辺りで、大体200番目。そろそろ4時半なのでみんな集まってきてる

大体200番目あたりに位置取りをして、朝飯-軽量化をしてスタートを待つ。スタート10分前にそろそろ行こうかなと思って車を出ると、ヤバい、祈祷が始まってる!

なんとかスタート。今年は先導車が遅めなのか、時々渋滞する。もうちょっと早くても良いかも。付いていけなくなるけど車間が適度に広がるので林道に入った時にも渋滞しにくいし。
最初の上りは7 km以上あるので、淡々と漕ぐ。いつもは結構密集した車群の中だけど、今年は結構早くにバラけたので楽だ。「サイコンスタートさせるの忘れたー!」と叫んでたファットバイクに乗った外人さんと雑談しながら登る。今回は「無傷で完走」が目標なので、上りも膝に負担をかけないようにギアは軽め。心拍数も150前後とツーリングの時の上り程度だ。楽チン