そろそろ王滝のタイヤを選ばねば、ということで色々見ていたのだけど、ある程度軽くて、グリップがそこそこで、その上耐パンクバージョンが選べるのは、いつもお世話になってるSchwalbeのRacing RalphかMaxxisのIkonであろうと言う事が解った。
Racing Ralphは以前痛い目に合っているのだけど、バージョンアップしてるし、29インチだとコンタクトエリアが増えてグリップが良くなると(カタログに)書いてあるし、しかも耐パンクバージョンが有るのは2.25インチのぶっといやつだけなので、重くはなるけどグリップには問題ないだろう。Ikonは、スペック的には充分だけど、乗った事が無いので良くわからない。ということで両方買って試してみる事にした。ちなみにRacing RalphのSneak Skinバージョンは多分日本では手に入らないので、素直にBike24から買いました。
Schwalbe Racing Ralph 29*2.25
Front TL 535g
Rear TL, Sneak Skin 605g
取り付けてみると、明らかに太い。バイクのタイヤのようだ。舗装路ではそれほどロードノイズは無いものの、指定空気圧が55PSIであることもあって、Fast Trakに比べると明らかに遅い。
これだけ太いので、空気圧は高めにした方が抵抗が少なかろうということで、35PSIでいつもの林道を走ってみると、登りのグリップは思いがけず良い。重さ的にはFast Trakと同程度、というかむしろ軽いので、漕ぎも意外な程軽い。26*2.1のRacing Ralphだと時々スリップするので、29インチ化による接地面積の増大が効いているのかもしれない。
というわけで、登りのタイムはFast Trakとほぼ同等。ところが、下りに入るとびっくり!
楽しい!グリップは充分だし、タイヤが太くなったのでクッション性も良くなっているので姿勢が乱れない。だからカーブの立ち上がりですぐに加速に移れるし、今までクロスカントリー型の自転車は、下りは我慢だと思っていたのが嘘みたいだ。
というわけで、下り(3.5 km)で 2分短縮。ハイカーも多くて、タクシーなんかも走っていたのでいつもより気をつけていたのにと思ってログを見ると、最高速でいままでより5kmも速くなってる。良いタイヤだ〜。
グリップが足りないと思ったら、タイヤを太くするというのは、言われてみればその通りだけど、今回実感しました!王滝で使うのが待ちきれないぜ。いや、使ってると減るので替えますけどね。
Maxxis IKON
29*2.2 520g
今回、FRとも同じ。僅か0.05インチ細いだけだけど、ブロックも小さいのでRacing Ralphよりも細く見える(気のせいか?)。
指定空気圧が65PSIなので、舗装路はRacing Ralphより楽だけど、コンパウンドが粘るのか、それともパターンのせいなのか、ロードノイズは多め。ジーとかビーとか言う感じの音がする。
林道では、特に問題なく登るが、グリップ高過ぎじゃなかろうか?もう少し細くても良かった気がする。結局、登りはRacing Ralphと比べて1分遅れ。まあ、暑かったせいも有るので同程度としておこう。下りはRacing Ralph程ではないがFast Trakに比べると安定感が大きく向上している。まあ、2インチと2.2インチで比べるなという事では有るけど。
しかし、何となく腰が無い。と思ったら、パンクしてました!タイヤは外しやすいので、整備性ではIKONが良いかも。
というわけで、今回のタイヤはRacing Ralphに決定!
でも、無理して買うような違いでもないので、国内で手に入りやすいIKONが大滝向きではないかな?
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