ちなみに対象は、「レースになんか出た事がないけど王滝は走ってみたいなー」という俺のようなごくごく一般ライダー向けなので、レースに出ているヒトは読み飛ばしてください。恥ずかしいから。
目標は、ずばり「完走」。 時間をフルに使い切るつもりで走れば必要な時速はたったの10km/hr。ラクチンでしょ?
というわけで、1回目は体力編。
俺もそうだったけど、どのくらい走れれば王滝100kmを完走出来るかというのは初心者の一番の感心ではないだろうか?何しろ獲得標高が2500mを越える林道100kmなんて、初心者には想像もできない(少なくとも俺には想像出来なかった)。
王滝の2010年の走行ログ、今はもう走れない濁川の砂防ダムルートだ |
というわけで、俺の走行記録を交えて、どのくらい走れればどの程度のタイムで完走出来るかを書いてみよう。
まず初参加した2009年の5月。残念ながらGarminを導入していなかったのでログはないのだけど、時間は9時間5分。大滝史上に残る大雨で(後に更新されるが)、始めから完走狙いで無理をしなかったのだが、結局はこれが功を奏して完走出来た。この時はトレーニングとして江ノ島ー箱根(芦ノ湖)を地道に往復していたのだけど、タイムは大体6時間程度だった。(信号待ちは除く)
距離は100km程度なので、標高800mの山を含んだ100kmを6時間で走る事が出来れば完走は難しくないんじゃないかと思う。重要なのは、王滝に使う装備で、王滝に使うバイクで走る事。ロードバイクを使ったり、細いタイヤで走るのはナシね。
2010年の5月は8時間5分。もう少し頑張れば7時間台で走れたのに、この頑張りが出来ないのが俺らしい(最後に切れた)。山を走ったログがこの近辺に見つからないのでとりあえずこれ。
江ノ島を出発して三浦を回る68kmを3時間ちょうど。標高差は100m程度しかないので、ちょっと比較にならないかもしれない。
2011年5月は王滝史上最高の豪雨で、CP3で中断だったので、9月に走って7時間45分 。9月のルートは5月に比べて楽なので比較は難しいのだけど、直前に走った江ノ島から芦ノ湖を経て御殿場高原ビールにビールを買い出しに行った160kmで7時間25分。結構近い。獲得標高は1800m。疲労的には王滝と同程度だと思ったので、これくらいを指標に走れば王滝のタイムが予想出来るんじゃないだろうか?
(2)マシン編に続く。