2012年5月28日月曜日

王滝2012 春のレポート

残念だ。何が残念かって、そりゃ、こんなにコンディションが良い5王は久しぶりなのに、参加者が少なかった事だ。

去年の5王がトラウマになった人も多かったのかもしれないけど。


というわけで、今年のレースレポートをば。



前日

 別行動(バーゲン)の嫁さんを小淵沢でピックアップしてから王滝御殿に向かう。到着は15時前だが、ちょっと人が少ないようだ。



いつものOD Boxの売店でCCDを探すが、今年は無し!明日のドリンクどうしよう?手持ちのCCD1袋を2Lに溶かしたら薄いよなあ。この前買った、POwer Barのドリンク(レモン、ベリー)を混ぜるか?

GIROのフルフィンガーのグローブが安かったので、1つ買ったところで、忘れ物に気付く。「アームカバー忘れた、、、」

嫁さんに「来年からはチェックリストを印刷しとくんだね」などと言われつつ、安いのが無いか探していたら、有りました1000円のが!

OKOK! 今のアームカバーは(転倒したお陰で)穴だらけなので、この機会に替えよう。

ライダーズミーティングでも、特に危ないところは無さそう、というかかなり良さそうなので、タイヤの空気圧は33PSI程度に上げる事にして、今夜の宿「しろがね」さんに向かう。

ここの名物「黒豚スペアリブ」が好物である娘のリクエスト(今年も4本食べた、、)。でも松原スポーツ公園までは結構あるんだよなあ。

 9時に就寝。



レース当日

スタート前

いつも通り寝付かれない夜を過ごして3時に起床。目覚めは意外にすっきりしている? あれ?

嫁さんと娘の話では、消灯後9分でいびきをかいて寝ていたとの事。ということは、「眠れない夢」を見つつ寝ていたと。ややこしいな俺。

 4時に宿を出て、4時30分ちょっと前にスポーツ公園に到着。天気は晴れだけど、気温は6℃!寒い!

念のため空気圧をもう一度計っておこうと思ってバルブキャップを外すと、なんと一緒にバルブコアまで外れて、タイヤは一瞬でフラット。

慌てて空気を入れ直して(走っている途中で吹っ飛ばなくて良かったと思うべきか?)スタート地点に向かうと、なんと、今年はバンで封鎖されていてまだ置けません!

どうしたんだ?しっかりしてるぞ運営!

時間になったので、我先に前に並べようとしている人たちを尻目に、200番目くらいの位置にさっさと自転車を置いて終了〜

ちなみに今年から前回出場でタイムが良かった人(上位7名くらいだったかな?)はアナウンスが有るので、優先してフロントに並べられるとの事。

何か今年の運営はしっかりしているような気がする。


寝ている嫁さんたちをピックアップしに「しろがね」に戻り、またスポーツ公園に戻ったりしているうちにスタート時間が迫って来た。

自転車に起こし、Garminを付けようとしたところで、車に置き忘れた事に気付いて車までダッシュ!自転車に戻るとあと2分のコール。あぶねー。良いアップになったぜ。



スタート→CP1



 今年は100kmの参加者が600名いなかったので、スタートもあっさり。2分程度で全員スタートして、例年いるスタート5分後くらいにこそこそ出て行く人はいなかったとの事。

スタート直後のパレードランは去年に比べてゆっくり。とはいえ30km/hrくらいは出ているので、徐々に間隔が伸びてゆく。パンフレットには「ツーリングスピードで」と書いてあるけど、速いツーリングだ。

平地ならともかく、登りだし。

心拍数は徐々に上がっているけど、まだ150まで行っていないし、気温も低いので快適。空きを見つけて徐々に前に出ると、おお、先導車が見えて来た。

さすがにこれ以上前の集団に入ると邪魔になりそうなのでこれ以上追い越さないで林道に突入〜

林道に入ると、更に集団がばらけてくる。前の人たちはよほど速いのだろう。

登りに入り、前の集団から脱落してくる人たちを抜きながら走っていると、集団同士の間(だと思う)の人の少ないゾーンに落ち着く。いつもは集団の中で抜いたり抜かれたり、結構ストレスがたまるエリアなのだけど、今年は走りやすい!

コース自体も、去年撒いたバラスが良い感じに埋もれて、浮き石にタイヤが取られないし、フラットなところが多いので、ライン取りも楽チンだ。例年、ここで心拍を上げすぎて最後でタレるので、今回は160を超えないようにセーブ。抜かれても我慢我慢。路面は結構フラットなので、前サスをロックアウトして登ると更にラクチン。下りにはフリーにするのを忘れないようにしよう。まあ、忘れるだろうけど、気が付いたら外せばいいや(適当)。

そうこうしているうちに、最初のピークに到着。下りの道は例年通りに荒れていて、ちょっと安心。とはいえ、この区間は一歩間違えばサイドカットしてバーストなので注意して降りる。

あっというまに次の登り。ここを通過すると、秋のCP3を過ぎてまた登りだ。

汗でサングラスが曇って来たので、登りの間だけ外してキャメルバッグのチェストストラップに引っ掛けようとして、落として後続車に踏まれてうひゃあ!

はあはあ、レンズは外れたけど、はめ直して使えそうだ。気をつけよう。

補給してから走り出すと、登りで奇妙なモノを発見。もっと先に行ってそうな速そうな人と自転車なのだが、何か変だ。大して急な坂道でもないのに、一人だけずっとダンシングしてる?

しかし、近づいて納得。サドルがありません。というか、ピラーの上で折れてる?そっかー、カーボンのサドルポストって折れるんだ。買う予定はないけど、覚えておこう。

最後のピークの手前で、御嶽山が奇麗に見えるので小休止。今日は気持ちが良いなあ。



CP1には8:40くらいに到着。心拍数を抑えていても、これまでより15分くらいは早い到着だ。やはりコースが良いとラクチンだなあ。

このまま行けば逆コースでも8時間を切れそうだ。



CP1→CP2

CP1から軽く登ると無限坂を下る快適なコースだ。しかし、毎年この辺りで気が抜けて転ぶので、今年は注意して降りる。こればっかりだな。

三浦ダム横を走っていると、前走者に追いついたので、補給をしつつ暫く追走。何かスピードが落ちて来たけど、何となく気が乗らないような感じで力が入らない。

心拍数も140以下になってしまってるので、追い越しをかけて来た後続車を追走してみると、なんだ、上がるじゃないか。

下りで体が冷えてしまった為だろうか?

心拍数を150以上にキープしてCP2へ登るが、そのうちまたタレて来た〜。休憩してしっかり補給したいとこだけど、林の中でイマイチ良い休憩場所が無い!

三浦ダムが一望出来るようなところが有ればGoodなんだけど、山1つ分奥に来ているから、そんな場所有りそうも無い。

そんなこんなで決心出来ないまま走っていると、更にタレて来た。集団に抜かれた時点であきらめて休憩!

Zipvitのヨーグルトバー(お勧め!)食べながら周りをきょろきょろ。






進行方向。よく見ると2人程走ってる。


空が青いぜ。







後方からは誰も来ないなあ。










崖下。落ちたくない。

休憩終了。走り出すと調子が結構戻っていて、置いてかれた集団にも追いつく事が出来た。こんな事なら早く休んでおくんだった。

11時前にはCP2に到着。さっき休んだばかりなので、水だけを補充して先に進む事にする。

しかしここからはいつもの沢登りが待ってる。うーん、憂鬱。苦手なんだよなあ。



CP2→CP3

バラスが撒かれた坂道を下ると、ちょっとだけ舗装路に出るけど、すぐ湿ったガレ場に変わる。ここを降りきったところからがいつもの(俺的)正念場の長い登りの始まりだ。

主催者も浮き石が多いと言っていたので覚悟して登り始めると、始めの頃こそいつもと同じガレた感じの登りだったけど、すぐに草の生えた土の道になってしまった。

登りはまあちょっときついけど、路面は普通なので、特筆する事も無くクリア。ここからの下りは草ぼうぼうでしかも水が流れているのでドロドロになるはずだったのだが、路面は乾燥、草刈り済み!

ということで山場無しで終了!

舗装路をCP3に向かって快調に下るとCP3の直前で舗装路は終了!バラスが深く撒かれた道に突入〜

ああ、ビックリした。直線だから良かったけど、カーブしてたら転倒したかも。

CP3には12時前に到着。再度水を補給して、パワーバーのグミを貰ってから、濁川を渡る。

でも、ここから激坂だから、結局食べる機会は無かった。残念。



CP3→ゴール

濁川から仮設された坂は、作られてから1年経つのにまだ締まっておらず登りにくいので、ちょっと押して、折り返しから乗車することにする。

一緒に登っていた人はここからも押すとの事で、聞いてみたら後ろのロー側2段に入らないとの事。さっきの坂はどうしたんだろう?押したのか?すげー。

俺はなんとか登れそうなので、ここで例のコーラ味ゲル(カフェイン入り)で気合いを入れて登りだすと、なんだ、結構行けるじゃん。

心拍数を抑えていた為か、それともゲルが効いたのか、王滝に参加して初めて最後まで体力が持ったなあ。

プラシーボ効果90%ってとこで、良い感じに高度を稼ぎ、最後の細かいアップダウンに入ると、一昨年の俺のように魂の抜けたライダーが結構走ってる。

ちなみに走ってないのも結構いた。後少しなんだから、といっても動けないもんは動けないよね〜。

最後の登りを気持良く登って、木立の中の暗い下りに入る。所々バラスが撒いてあって気が抜けないし、大した坂でもないのにサスの突き上げで腕が疲れて来た。おまけに腹も空いて来た。

終わったら何を食べようかと妄想しながらゴール。

おお、7時間前半だ。1昨年から比べると1時間ぐらい短縮出来ているなあ。もう少し頑張れば120kmの参加資格が得られるけど、コースコンディションがこれほど良い事はそう無いだろう。

とりあえずスポーツ公園で豚汁でも貰おう(前夜祭で出て来たからナシかな?)



ゴール後

さて、ここからは舗装路なので、サスをロックしよう。と考えてサスを見ると、既にロック済み。ということは最後の坂はフロントサスをロックしたまま降りたと。

なるほど、腕の痛みの原因はこれですか。なーんだ〜、って俺のバカ!

ちなみに今日も豚汁はやってました。焼き鳥も買って、これでビールが有れば最高なんだけど、これから帰らなきゃならないからコーラで我慢。

色々ポカをやってしまったけど、楽しい王滝だった。

マシンのダメージも例年になく少なかったので、整備も1日で終了。

タイヤの穴も1個だけなんて、こんなに甘やかして良いのか王滝?











(濡れているところに小さな穴、今回これだけ)






2012年5月21日月曜日

王滝2012春の準備完了〜

さすがに5回目ともなると、特に悩む事も無く準備ができる。メカの方だけだが。タイヤなんか1月には買っていたし。

ちなみに今回もNobby Nic。前回、下りのグリップが十分だった反動か、登りがちょっとキツかった(貧脚のせいだって? そりゃあ、そうなんだけど、、、)ので、2PSIだけ気圧を上げて32PSI。微妙かも。下りがキツいようなら下げよう。サスのSAGは前11 mm、後6mm。ダンパーは前2 3/4、後2。

前回、後輪から撥ねた泥、というか砂?がフロントディレイラーに挟まって作動不良を起こしたので、切ったチューブでカバー。

効き目の程ははなはだ疑問だが、やらないよりマシだろう。



地図を見たところ、濁川の砂防ダムは直っていないようなので、昨年秋の走行データをひっくり返して、前後を切り取れば、今年のマップも完成!

仮設橋の向こうの坂は劇坂だから注意だなあ。



しかし、受付開始からかなり経って申し込んだのに100番台前半ってどういうこと?今年は参加者が少ないのだろうか?

去年の豪雨がトラウマになった人が多いんだろうか?


2012年5月20日日曜日

おやつは(1個)300円まで (POWER BAR, SQUEEZY ENERGY)

もちろん王滝のおやつ、まあ、補給食とも言うな。

さすがに全部で300円は無理っしょ、ということで1個300円としたものの、そんなに高級なのは恐ろしくて食べられないので、お得度でチョイス。



ということで、今回はPowerBarのセット(色々入ってお得!またボトルが増えた、、)と、値段の端数合わせに買ったSQUEEZY ENERGY。

ではまず、Power Barから。



Fruits Gel

◯マンゴー&パッションフルーツ

新作だ。果汁も入ってる。一番多いのはアップルだったりするのはご愛嬌だ。

味はと言えば、結構美味しい。Power Barのゲルと言えば甘すぎるというイメージだったけど、これは以前のものに比べれば甘くない。甘くない、ような気がする。

果汁の酸味が効いている為かもしれないけど、以前のゲルと比べると、格段に飲みやすくなっていると思う。



◎レッドフルーツパンチ

こちらの方が更に酸味が強いので、更に飲みやすい。お勧め。



Energize (要は普通のバーだ)

△ベリーブラスト

酸味があるので甘さが弱くなっているけど、テクスチャーは以前のままだ。ねっちょり系。

気温が低いとパッケージに張り付いて取りにくいし、噛みちぎるのも大変。

それだけに「食べた」感はあるものの、、、



△バナナパンチ

バナナの感じは良く出ているけど、食べにくいのは変わらず。他社のようにパフ化したライスにしみ込ませた方が良いんじゃなかろうか?



Squeezy Energy Super Gel

◯レモン/シトロン

◎コーラ

どっちも今時のゲルで飲みやすいけど、フレーバーが独特。好みが分かれそうだ。

特にコーラは薬っぽい味なので、何か効きそうな感じがする。

ちなみにどちらもカフェイン入りなので、ラストスパート用かなあ。